『人の輪が見えた話onセルフレジ』
お盆はやっぱり忙しい!
だからと言ってスタッフは少ない。
この時期の人員不足
「あれだったこれだったあれもしないとあぁこれ忘れてた💦あっはーい少々お待ちくださーい!」
なんてことは、ざらだ。
面接にくる子もいなくはないんだけど、みな落とされてばかり。
僕が聞いたなかで驚いたのは、
座るときに“失礼します”を言わない人がいた
ということだった。
社員も、取りたくても取れないのが現状。
若い世代、もっとしっかりして💦(自分が言えたことでは決してない)
はっ😳
ただの愚痴😳💦
、
、、
、、、
先日、TSUTAYAで働いていて初めて感動したことがあった。
そのうちの1台をご利用されていたお客様から声をかけられた。
聞くと、どうやら二つ読みのバーコード商品の読ませかたが分からないとのこと。
分からないお客様は確かに多いが、
特に変哲もない問い合わせで、さらっと説明した。(二つとも読まないとエラーが発生する)
気の良さそうな方で、最後はお互い笑顔になって、僕はレジにお客様を呼んだ。
すると
こんな声が耳に入ってきた。
「あっ、それこうやるらしいですよ!僕もいま、あちらの店員さんに教えてもらったんですよ☺️」
なんと今さっき僕が教えた方が、(同じことに困ってた)セルフレジ隣の方にバーコードの読ませかたを教えているではないか!
あれにはグッときてしまい
この喜び、そして温かみを、誰かに共感したくなってついつい
事務所で帰りの支度をしてるママさんたちの元へ喋りに行きさえした🤭
一通り話したら、ママさんの一人が「分かる。人の輪って感じね」
その一言が僕の心にジャストミート
しっくりきた✨
あの一瞬、僕とお客さん二人と、教わったことを別の困ってる人に教える、という暖かい輪 ができた
そんな気がして僕はとても喜びを感じ
そしてほっこりした気分にして貰ったのだ☺️
たった三人の小さな輪だが
あんなに赤の他人同士の関係が
尊いものだと思ったのは、これが初めてだった。
ちなみに
「分からないことがあれば聞いてくれよ!」
というのがスタッフからのお願いで
バーコードの読み方が分からずに友人レジへ持っていき、経緯を知らないスタッフがレジをすればそのお客様は読みかたを知らないまま帰ることになる。
僕としては、とても歯痒いところだ。
と言うのも、今うちではセルフレジ利用率強化中で、ゆくゆくは有人レジの役割とセルフレジの役割が別になろうとしている。
セルフレジが空いてるのに、ボールペン1個のため長蛇の列を並ぶのはお互いメリットないでしょ?
まぁ、あくまで今のところはお願い🙏であって、キレられるとどうしようもないとこである。
バーコードの読みかたが分からなくて半ギレになるお客様もいる。
「めんどくせぇんだよ」
ってキレられると、頭のなかでF○○K YOUだ。
セルフレジがめんどくさいのも分かる。
カゴいっぱいの買い物するのに、セルフレジご利用して下さいってなったら、めんどくさってなる人もいるだろう。分からなくはない。
だから!!
セルフレジをご利用して頂いてる間、僕らは別の仕事をしっかりと捗らせないといけないのである。
『セルフレジご利用』とあって、スタッフが駄弁っていたら僕もクレームを言う(かもしれない)
セルフレジへの抵抗がある
分からないことへの挑戦は確かに労力が必要
分かる。
が、しかし挑戦してみて欲しい
聞いてみて欲しい
スタッフにとって(少なくとも自分は)
分からないのに挑戦してるお客様の姿
分からないから教えてという声
これほどありがたく、喜んでお受けすることはないのだから。